マネジメント エッセンシャル版 - 基本と原則 Management
気になったこと
viii 本書の動機と目的は、今日と明日のマネジメントをして成果を上げさせることにある。
P2 マネジメントとは、成果に対する責任に由来する客観的な機能である。
P8 マネジメントには、自らの組織をして社会に貢献させる上で三つの役割がある。(中略)①自らの組織に特有の使命を果たす。(中略)②仕事を通じて働く人たちを生かす。(中略)③自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。
P10 マネジメントの役割はもう一つある。マネジメントは管理する。すでに存在し、すでに知られているものを管理する。
P39 戦略計画とは何か。それは①リスクを伴う起業家的な意思決定を行ない、②その実行に必要な活動を体系的に組織し、③それらの活動の成果を期待したものと比較測定するという連続したプロセスである。
P58 仕事を理解するうえでまず必要とされることは、他のあらゆる客観的な事象を理解するための一歩と同様、分析である。仕事の分析とは、基本的な作業を明らかにし、論理的な順序に並べることである。
P62 仕事を生産的なものにするには、四つのものが必要である。すなわち①分析である。仕事に必要な作業と手順と条件を知らなければならない。②綜合である。作業を集めプロセスとして編成しなければならない。③管理である。仕事のプロセスの中に、方向付け、質と量、基準と例外についての管理手段を組み込まなければならない。④道具である。
P93 社会的責任はどこから生まれるか (中略) 第一に、自らの活動が社会に対して与える影響から生ずる。第二に、自らの活動とは関わりなく、社会自体の問題として生ずる。